身の回りの生き物

2013年9月から不定期に「図鑑には載っていない生き物」の写真をカメラに収め、あるいはWeb Siteで見つけたニュースから紹介しています」、としてスタートしましたが初回の:The Leechがプロバイダーへのデータ転送エラーで画像が不良でした。11月で第三回になりましたので三回分をまとめて載せました。

2013年9月
:The Leech


 私たちの身の回りには色々な生き物が居て、時には「こんなところに、こんな生き物が居るなんて」驚かされることがあります。以前に渓流釣りに凝っていた頃、会津磐梯山の五色沼に注ぐ川に入ったときに、目の前が真っ黒になるほどの蚊の大群に出逢い退散しました。その場から逃げ帰ってみると首筋に違和感があり、手で払いのけようとしましたがヌルリとした感触で容易に取り除けず、布切れで掴んで引っ張ると首に食らい付いていた蛭が取れました。人間の気配を感じると、樹の上から落下して肌に吸い付くようです。実に不気味で身の毛がよだちます。

 それと同じ種の蛭が千葉県の拙宅の庭にも居たのですからビックリでした。何処からやって来るのか分かりませんが、屋外の大型水槽に沈めてある素焼きの植木鉢の苔を除去していて、その底部に爪楊枝サイズの蛭がへばりついていました。真っ黒い奴で水中でも生きているのです。

2013年10月
ポリプテルス エンドリーケリー:Polypterus endlicheri


ポリプテルス エンドリーケリー

ポリプテルス エンドリーケリー:Polypterus endlicheriが1847年(江戸時代の弘化4年) に発見されたのは緯度にしてフィリピンのマニラの位置に相当する熱帯アフリカのリジェールおよびスーダンの河川・淡水湖であり、観賞魚として輸入されているので今更のことではないものの、一部のマニアを除いてはその知名度が高くない。

 ちなみに、ポリプテルス属で70-90cmになる最大種のポリプテルス ビキール ビキール ラセペデは1803年(享和3年)の発見だから更に古くてそれよりも44年も昔になる。

  ポリプテルスは多くの(Poly)ひれ(pterus)を意味で、その名の如く背中に小離鰭と呼ばれる菱形の背鰭10枚前後が並んでいる。稚魚は両生類の幼生のように一対の外鰓があり、成魚になると消失する。1億年前と変わらない姿から「生きている化石魚」あるいは「古代魚」と呼ばれている。食性は肉食性で口に入るサイズの昆虫・甲殻類・小魚・蛙などを捕食するが、「何でも喰う身の程知らずの輩とは違い、自分よりも大きいサイズの魚には無関心と言う。同種同士での喧嘩もしない大人しいお魚さん。年がら年中、世界中の何処かで啀み合っている動物「ヒト」のお手本になる。

2013年11月
カラカサタケ(ハラタケの仲間):Lepiota procera (Fr.)S.F.Gray



拙宅門柱の内側の豆柘植下に生えたカラカサタケ

 2013年10月7日に成長した傘状の白色キノコ、生え始めたときには毒キノコと思っていたが、その後数が3本に増えていた。最初の1本は日が経って傘の下に虫が着いていたから毒ではないと思われ、「原色きのこ全科」で調べると載っていた。ハラタケ科カラカサタケ属カラカサタケの食用とあり、方言がカラカサモタシ、ニンギリコ、ニギリタケ、ツルタケと言う。カラカサタケを漢字で書くと「唐傘茸」となり、チャイナが唐の時代の雨傘であり、すっかり日本に定着してしまっている。このところ尖閣列島の帰属に関してあちらの横車押しで両国関係がギクシャクしているが、昔から日本がチャイナ文化を摂取してきた経緯を見ると、「日本=チャイナ」の絡み合いを反故にするのは容易ではない、尖閣列島の帰属に関するチャイナの「横車押し」は引っ込めて穏やかな交友関係を構築すべきだろう。「なあそうだろう、習ちゃん!」。
 キノコは政治に直截の関係はないのだが、名前の漢字から余談に及んでしまった。図鑑に「載っていない生き物」ではなくて「載っている生き物」なのだが、毒キノコと間違いされやすい珍しいキノコなので紹介する。しかも美味。

 図鑑には傘の直径8~15~(25)cmとあるが、大きいものが14cmだったから平均サイズになる。傘ははじめ卵球形、後に鐘形~丸山形になり、開いて扁平になる。茎の上方の鍔は上下に移動できる可動の珍しい形をしている。発生地は日本、中国、小アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、アフリカ、オーストラリアと言うから、ほぼ全世界の分布になる。傘肉が軟らかい綿質で、茎の歯切れ、舌触りはしっかりしている。

 肉は白色、ほぼ無臭で味は温和と言うので早速バター炒めにして、少量の醤油を垂らしてオンザロック焼酎の肴にして食した。クセが無く美味だった。三年前には拙宅の南側にサケツバタケが生え、今年は門柱の傍にカラカサタケが生えるのは、風に乗ってキノコの胞子が飛んでくるのには違いないとしても、自然界は不思議に満ちている。

2013年12月
世界一醜い動物:Blob Fish

 深海魚にはあたかも映画「エイリアン」の怪物のような「おっかない顔」をした種が居る。ホウライエソ、ムネエソの仲間、オニアンコウ、フクロウナギ、ミツクリザメ、オニキンメなど巨口・巨牙を持ち、獲物にかぶりついたら逃がさないハンティングを特技にしている。

 ところが、醜男あるいは醜女との評価をされ、見方によっては愛嬌があるオサカナも居る。イギリスの醜い動物保存協会:Ugly Animal Preservation Society」が「愛嬌があるオサカナのブロブ フィッシュBlob Fish」を「世界一のブス」に選んだ。


ブロブフィッシュ<(c) NORFRANZ Founding Parties>

米国海洋大気局(NOAA:National Oceanic and Atomospheric Administration)によると、ブロブ フィッシュは、オタマジャクシを大きくしたような体形の深海魚で、体色が青白いゼリー状、たるんだ皮膚、大きな鼻、ビーズ状の目をしている。体長は約30cm、オーストラリア南東部タスマニア沖の600~1200mの深海底に生息していてカニやエビを補食しているらしい。写真の唇右端に食い残しのエビかオキアミが見える。

 2013年9月15日付けCNNニュースによると、英国の「醜い動物保存協会:Ugly Animal Preservation Society」の終身会長サイモン ワット(Simon Watt)氏が同協会の新マスコット選定投票でブロブ フィッシュ(ドロドロした小塊のような魚:Blob Fish)が選ばれたと発表した。

 深海魚の鮟鱇の面相に近いが、画像処理で変形すると、「あっ、○△◇町の酒屋のお爺さんにそっくりだ!」あるいはチャイナ宗代の七福神の一、寿老人のような長頭になり、どこかでお会いしたイメージの人面似になる。

2014年1月
新種の蜘蛛か? 名付けて「16mm0.6mm,spider」 


新種の蜘蛛か?

 ランプシェードの側面に張り付いている蜘蛛が8肢を閉じて一直線になると全長2.2cm、胴径0.6mmの微少サイズ。全長6.5cm、径2mmのつま楊枝と比較するまでもない。体色は濃い緑色をしている。

 学童用のプラスチック製目盛付きの透明な定規をガムテープで張り付けてそのサイズを測定できるようにした。使用したカメラは超近接撮影ができるので鮮明な画像をゲットできる。


透明な定規でサイズ測定

 新種の蜘蛛か?、仮称「16mm0.6mm,spider」としてみた。拙宅のプレハブ物置小屋の石膏ボード製天井に張り付いていたのを2013年12月11日に発見し、一時ランプシェードに移して写真撮影し、天井に戻してしばらく観察することにした。その後、毎日様子を見ていたのだが2週間プラス6日後の31日の大晦日には生きていた。飲まず食わずなのか、天井に附着している微細なカビを食しているのか不明だが、20日を経過していて元気な姿なのには驚いている。年明けの4日にも元気。

拙宅の蔵書「フィールド図鑑 クモ」が行方不明になり、市の図書室に出向いて「写真 日本クモ類大図鑑」のページを検索してみたが載っていなかった。その他の図鑑「日本産クモ類(東海大学出版会)」、「原色日本クモ類図鑑(保育社)」、「日本のクモ(文一総合出版)」は市の図書室には置いていないので調査できなかった。 


値が張るクモ類図鑑

熊虫はズングリ体形で写真を見るとノッシノッシと歩く野獣の「熊」を連想させるが、巨大の反対の巨小。下の写真の中と右下は、口の形から推測すると薄手の羅紗紙で拵えた「縫いぐるみ虫」、それにカーペットを背景に使用して撮影したと思われる。脱皮もするらしいと思わせる左下の画像もやらせくさい。これらは人騒がせな偽装写真だ。


熊虫(出典:karapaia.livedoor.biz) 

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 正月が明けて大相撲も千秋楽26日に「鶴竜」の優勝なるかなもならず、仮称「16mm0.6mm,spider」は、12月11日に発見してから44日を経た1月23日に千秋楽26日の三日前、飲まず食わずの生涯を閉じた。ヒトは一週間水分を摂らないと死去し、水分を補給しても食物を摂取しないと約一ヶ月で死去するという。熊虫よりは大きいとしても、針のような小さな身体の「16mm0.6mm,spider」君は、常時天井に張り付き、あるいは糸に吊り下がって居たのに遺体は見当たらず「正にクモ隠れ」、生存の限界を全うしたのだろうか。

 2014年2月
新種の木登りカエル

 生物図鑑にはあらゆる生物が載っているかと思いがちだが、21世紀の2013年末になってもまだまだ未発見の生物がいる。2013年11月17日付け東京新聞/産経新聞および四国新聞に南米の赤道近くの国スリナム、その熱帯ジャングルで新種とみられる生き物、小さな角を持つフンコロガシ、またチョコレート色の小さなカエルなど60種類も見つかったという「ほっとニュース」が載った (アメリカのコンサベーション インターナショナル[CI]が10月18日公表)。



 チョコレート色の小さなカエルは四肢に吸盤を持ち、木の上で暮らしているという。尤も木の上で暮らしているカエルは珍しくはなく、山地の森林の樹上に棲み、池・沼などの上におおいかぶさった木の枝に卵を産み付けるモリアオガエル(森青蛙)がいる。

 田んぼにも灌漑用の小川にも200mも離れている拙宅の庭木の枝にもいるし、四肢に吸盤もあって居宅のガラス戸にへばり付いている。時々開いている窓から室内にまで迷い込んできて乾涸らびているのもいる。


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